「TERASU village」の開所式で記念のキックオフセレモニーを行う(右から)鎌田千市町長、牟田雄祐代表(中央)ら=岩手県紫波町で2026年4月1日午後、佐藤岳幸撮影

 サッカー・日本フットボールリーグ(JFL)のいわてグルージャ盛岡に所属する牟田雄祐選手(35)が代表を務める子供の発達支援などを行う施設「TERASU village」が1日、岩手県紫波町に開所した。施設では7人の職員が最大10人の未就学児の発達支援を行うほか、18歳までの放課後デイサービスも実施する。

 開所のセレモニーには、牟田さんや地元関係者が参加。元日本代表FW三浦知良選手(J3・福島ユナイテッドFC)のサインが入ったボールでキックオフセレモニーを行い、開所を祝った。

 福岡県出身の牟田さんは「岩手ではたくさんの人から愛をもらった。そこでサッカー以外でも岩手の役に立ちたいと思った」とあいさつした。同町の鎌田千市町長は「かつて児童館や保育所があったこの場所に、また子供たちが戻ってきたことはこの上ない喜び」と祝福。グルージャの上野祐揮社長は「牟田さん以外の選手も運営に関わるので、それが地域の活力につながるとうれしい」と話した。

 2歳下の弟に障害があり、これまでも児童養護施設の支援などを行ってきた牟田さんは「近隣の人が集うイベントも実施し、地域全体を笑顔にする施設にしたい」と意気込んでいる。【佐藤岳幸】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。