眼光鋭く「動かない鳥」として根強いファンが多い怪鳥「ハシビロコウ」。4羽を飼育する上野動物園(東京都台東区)では今後、魅力を発信していくと小池百合子知事が3日の定例記者会見で発表した。
ハシビロコウはペリカン目で、体とつりあわない大きなくちばしと頭を持つ。アフリカ東部、中央部の湿地帯や草原に生息。獲物の魚・ハイギョを捕まえる際、じっと動かずに長時間待ち続け、チャンスをうかがう習性を持つ。日本名はくちばしの広いコウノトリ(=嘴広鸛<はしびろこう>)の意味という。
都によると、ハシビロコウは国内7園で14羽飼育され、上野動物園は4羽(雄1羽、雌3羽)と最多。
都はより親しんでもらおうと、若手職員などのアイデアを元にキャラクターを作った。今後はキャラクターを使ってSNSで各種イベントなどを発信していくとしている。
また、ハシビロコウをモチーフとした電動小型カートの運行も5月に予定。西園の特設コースを走り、ルート上には園の歴史を振り返る展示を行う。
小池氏はハシビロコウが「大好きだ」といい、テレビでハシビロコウの番組があった時は「まんじりともせず見た」。「ハシビロコウをPRして動物園をよりにぎやかにしていきたい」と意気込んだ。
園からは1月、双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)が中国に返還され、園の新たな魅力発信を試行錯誤している。【遠藤龍】
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