
微笑ましい子犬の成長(写真はイメージです) Christopher Cassidy-Unsplash
<障害を理由に生後まもなく手放された2本脚のダックスフンドが、新しい飼い主によって新たな人生を歩んでいる>
生まれた直後に、「生きられないだろう」と見捨てられた2本脚のダックスフンドが、新しい飼い主によって救われ、感動を呼んでいる。
【画像】涙なしには見れない...2本脚のダックスフンドの成長の記録
ダックスフンドのブレシットは、生後わずか数日で障害を理由に飼い主に手放された。ブレシットには前脚が2本なく、生まれつきなのか、あるいは母親が食べてしまったのかはわからない。
前の飼い主はブレシットが「生きられないだろう」と考えたが、アビゲイル・トーマスさん(23)は、この愛らしい子犬を助けられると確信し、2021年にためらうことなく引き取った。
「障害のある動物の世話をしたくない人がいるのは理解できるが、彼女を安楽死させずに引き渡してくれたことには感謝している」とトーマスさんは本誌に語った。
ブレシットを引き取ったトーマスさんは、哺乳瓶でミルクを与え、「普通の子犬として」育てた。引き取られた当初、ブレシットはトーマスさんの手のひらほどの大きさしかなかったが、手厚い世話と愛情を受けて成長し、個性も輝き始めた。
「ブレシットはいつも最高の子で、自分が他の犬と違うとは思っていないようだ」とトーマスさんは言う。
ブレシットは後ろ脚でぴょんぴょんと跳ね回るのが得意になったが、トーマスさんは彼女のために犬用車椅子も用意した。
トーマスさんは、ブレシットをとても誇りに思っており、その成長ぶりをTikTok(@abigail_thomas_)に投稿した。引き取られた当時の段ボール箱に入った写真から、哺乳瓶でミルクを飲んでいる姿、そして4歳になった今、他の犬たちと遊んでいる様子などがスライドショーになっている。
この投稿は、瞬く間に再生回数が220万回を超え、「いいね」は38万7800件以上集まった。動画に添えられたキャプションには、「どんな命にもチャンスは与えられるべき」と記されている。
「この子はとても生きたがっていたのに、そのチャンスさえ与えられなかったかもしれないと思うと悲しくなる」とトーマスさんは話す。
ブレシットのストーリーは多くの人を感動させ、数日で7500件以上のコメントが寄せられた。
「子犬の成長に涙が止まらない。本当に素晴らしい」
「彼女は完璧。救ってくれてありがとう」
「最初の車椅子を見た瞬間に泣いてしまった。この子がいかに愛されているかがわかる」というコメントもある。
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