
飼い主家族の愛に犬が応えた?(写真はイメージです) Jacob Fletcher-Unsplash
<翌日に安楽死が計画されていた犬。最後の日を一緒に過ごすため家族が集合したものの、予想外の展開に>
末期がんの飼い犬に最後の別れを告げるために家族が集まったが、犬が奇跡的な回復を遂げ、SNSユーザーを驚かせている。
【動画】「数日の命」から驚きの回復を見せたゴールデンドゥードル
テキサス州出身で現在はニューヨーク市に暮らすアレクサンドラ・ブルーメンフェルドさん(24)は、実家で飼っている11歳のゴールデンドゥードル、ブリンクリーと一緒に育った。
ブリンクリーは1年以上前に末期がんの診断を受け、家族はいつか来る別れに備えていた。
ブルーメンフェルドさんによると、ブリンクリーはホメオパシー療法のおかげで調子よく過ごしていたが、数週間前に急に体調を崩し、ぐったりして息が荒くなった。検査をしたところ、内出血と肺に新たな腫瘍が見つかり、獣医からは数日以内に死亡する可能性が高いと告げられた。
両親から連絡を受け、ブルーメンフェルドさんたちが実家に戻ると、ブリンクリーは吐くなどしてひどく苦しそうだった。獣医からは、もういつでも安楽死させてあげていいだろうと言われたが、家族にはまだ覚悟ができていなかった。
そこで、家族は翌日に獣医に自宅に来てくれるよう依頼し、ブリンクリーと過ごす最後の日にたくさんの愛情を注いだ。「彼を愛し、彼に愛された人がみんな別れを告げに来た」とブルーメンフェルドさんは言う。
ところが、信じられないことに、時間が経つにつれてブランクリーは元気になった。「再び食事を摂り始め、散歩に行きたそうにドアのそばに立つことさえした。1週間全くしなかったのに」
翌朝には、ブリンクリーは「遊びたがり、散歩に行きたがり、食事も完食した。まるで奇跡のようだった」とブルーメンフェルドさんは話す。
家族は安楽死の予約をキャンセルした。ブリンクリーはその後も回復し続け、「完全に普段通り」になったという。
ブルーメンフェルドさんは、この驚くべきストーリーをTikTok(@alexblumy)に投稿し、「11歳の犬が、みんなにさよならを言ってもらうために、死ぬふりをしたとき」というユーモラスな一文を添えた。
動画には、病気でぐったりした様子のブランクリーがベッドに横たわり、家族から見守られ、撫でられている様子が映っている。
その後、ブランクリーが笑顔で座っている姿に変わり、「ところが、彼は元気になり始めて、今ではすっかり普段通りに行動している」と書かれている。
ブルーメンフェルドさんは、冗談めかしてブランクリーを「一流のペテン師」だと表現し、キャプションにこう書いた。「今日、彼はロティサリーチキンを丸ごと食べ、800メートルも散歩した。このお芝居上手め」
この動画はTikTokユーザーを驚かせ、「いいね」は26万5000件以上集まった。
あるユーザーは、13歳のラブラドールレトリバーが同じようなことをしたと言い、「獣医に家に来てもらい、安楽死の準備もした。でも、家族みんなに囲まれ、最後の食事としてチーズバーガーをもらった途端、彼は突然元気になり、さらに1年、生き続けた」と投稿した。
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