JR四国は高徳線に導入する新しいデザインの「アンパンマン列車」が、10月下旬ごろの運行開始予定だと発表した。高松―徳島間の特急うずしおとして、1日5往復運行する予定。

 うずしおに使われている2600系特急形ディーゼル車2編成(各2両)にラッピングする。オレンジを基調としたアンパンマンと仲間たち、ブルーを基調としたばいきんまんと仲間たちのデザインの1両ずつ連結して2両で走る。

 アンパンマン列車は、高知出身の漫画家やなせたかしさん原作のテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」に登場するキャラクターを車内外にデザインした車両。高徳線では、子どもの遊べるスペースのある「ゆうゆうアンパンマンカー」が一部の「うずしお」に連結されていたが昨年、運行を終了していた。

 これで主要線区すべてでアンパンマン列車が走ることになり、四之宮和幸社長は8月26日の定例会見で「四国各地にアンパンマン列車でお出かけいただける。高徳線に走らせる価値は大きい」と話した。

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