悪石島に伝わる仮面神の「ボゼ」は、ビロウの葉を身にまとい、顔の上の大きな羽のようなものと見開いた目、それに大きく開いた口が特徴で、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

棒の先についた赤い泥をつけられると厄が払われるとされ、7日はボゼが集まった人たちを追いかけ回すと、喜ぶ人もいれば泣き叫ぶ子どももいました。

悪石島では、6月から相次いでいる地震で一時、希望する住民が島外へ避難していましたが、これまでにすべての住民が戻っています。

泥をつけられた4歳の男の子は「怖かった」と話していました。

また、30代の母親は「無病息災になるのでよかったです」と話していました。

悪石島の盆踊り保存会の有川和則会長は「元気があってよかった。厄が払われたので、来年までは何事もなく大丈夫です」と話していました。

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