駒沢大陸上競技部の前主将で千葉県山武市出身の陸上選手、篠原倖太朗さん(23)が23日、山武署の一日署長を務めた。秋の全国交通安全運動の一環。近隣のスーパーで啓発活動をしたほか、地元の中学生たちとランニングで汗を流しながら、交通事故防止を呼びかけた。
篠原さんは山武中、富里高の出身。駒沢大へ進学後は、箱根駅伝、全日本大学駅伝、出雲駅伝などで活躍。エースとしてチームを引っ張った。現在は富士通に所属し、五輪出場などをめざしている。
イベントでは、山武市の松下浩明市長の合図で、中学生らと山武中を元気よく飛び出し、1.5キロを走った。ゴールした後、サインや写真撮影を求めて地元住民や中学生が列をつくった。篠原さんは交通安全を訴えるとともに、「スポーツや勉強など一つのことを極めてほしい」と笑顔で語った。
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