■第73回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会(28日、山口・維新みらいふスタジアム)

女子100mハードル決勝が行われ、青木益未(31、七十七銀行)が12秒99(-0.1)で4年ぶりの優勝を飾った。

東京2025世界陸上代表の中島ひとみ(30、長谷川体育施設)と田中佑美(26、富士通)は予選に出場。中島は12秒91(+0.9)、田中は13秒10(+1.2)でともに組1着となったが、2人とも決勝は棄権した。

それでも決勝には、清山ちさと(34、いちご)、元日本記録保持者の青木、大松由季(29、CDL)と12秒台の記録を持つ3人が出場。スタートから飛び出したのは青木。50m過ぎて隣のレーンを走る清山の猛烈な追い上げを受けたが、そのまま逃げ切り1着でフィニッシュした。

「とにかく思い切り行って、その中でしっかり勝てればいいかなと思っていたので、その通りの諦めずに最後までいいレースができたかなと思います」と、レースを振り返った青木。「女子ハードルはすごくレベルも高くて、12秒台の選手もたくさんいる中で、自分もその選手たちの中で今は戦えていないので、戦ってこれからもっともっとレベルの高いところを見せられるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いします」と、意気込んだ。

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