秋場所の十両は14日目を終えて、新十両で2敗の朝白龍がトップ、3敗の錦富士と朝乃山が追う展開となっていました。
千秋楽の28日、先に取組のあった朝乃山が勝ったあと、朝白龍が錦富士と対戦し、「寄り切り」で勝って13勝2敗で優勝しました。
朝白龍はモンゴル出身の26歳。
平成27年に横綱 豊昇龍や小結 欧勝馬と一緒の飛行機で来日して千葉県の日体大柏高校に留学しました。
その後、拓殖大を経て高砂部屋に入門し、おととしの初場所で初土俵を踏みました。
四つ相撲が持ち味で、先場所は7戦全勝で初めての幕下優勝を果たし、今場所は西の十両11枚目で新十両場所に臨んでいました。
朝白龍は、「優勝できてめちゃくちゃうれしい。緊張したが、左が取れれば相撲が取れると思っていたので、まわしが取れてよかった。毎日やってきた稽古が間違っていなかったのかなと思うので、来場所も頑張りたい」と話していました。
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