【MLB】マリナーズ 1ー6 ドジャース(9月28日・日本時間29日/シアトル)
【映像】大谷、最終戦で打った瞬間確信の劇的55号ソロ
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でマリナーズ戦に先発出場。レギュラーシーズン最終戦は55号を含む5打数3安打。球団および自己最多となるホームランを放ち、得点も自己最多の146、31試合連続出塁を記録し、ポストシーズンに向けて好調を維持。チームも6ー1で勝利し、クレイトン・カーショーが通算223勝目を飾った。
日本時間29日、ドジャースはマリナーズの本拠地T-モバイル・パークで最終戦を迎えた。大谷は前日の試合でポストシーズン(PS)を見据え33試合ぶりにスタメンを外れた中、休養明けでの一戦となった。
第1打席は先発右腕ブライス・ミラーと対戦。カウント1ー1からの3球目、85.8マイル(約138キロ)のスプリットを捉えてライトへのツーベースを放った。続く3回も先頭で第2打席を迎えると、フルカウントからの7球目をライトに引っ張り、2打席連続でリードオフマンとしての仕事を果たした。
第3打席は4回表、2死走者なしの場面で迎えると、2ストライクから高めのストレートを強振するも空振り三振。第4打席は7回表、2死走者なしで迎えると、2ストライクから三番手左腕ゲーブ・スパイアーの投じた3球目のストレートをセンターに運んだ。打球速度109.5マイル(約176.2キロ)、飛距離412フィート(約125.5メートル)を記録する一発で、自己最多、球団記録となるシーズン55号のソロホームランとなった。
サイクルヒットがかかる第5打席は、五番手ルーク・ジャクソンと対戦。フルカウントまで粘る対決となったが、7球目、内角低めのストレートを空振り三振。エンゼルスに在籍していた2019年6月のレイズ戦で記録した日本人初のサイクルヒット以来、6年ぶり自身2度目の快挙はおあずけとなった。
試合は三度のサイ・ヤング賞を獲得し、今季限りでの現役引退を表明しているカーショーが今季22試合目、通算455試合目のの先発マウンドに登った。試合を前に通算222勝96敗、3045奪三振、防御率2.54を記録していたレジェンドは初回から安定感のあるピッチングを披露した。
攻撃陣は2回にキム・ヘソンの2ランホームランで先制したドジャースは、3回にもフレディ・フリーマンの今季24号となる2ランで4ー0と試合を主導。カーショーが5回1/3、94球を投げて、4安打7奪三振、キャリア通算223勝目の権利をもって降板。その後、大谷の一発などで加点して逃げ切りレジェンドの最終戦を白星で飾った。
なお、大谷の今季の成績は158試合に出場して、611打数172安打、打率.282、55本塁打、102打点、146得点、20盗塁、出塁率.392、長打率.622、OPS1.014と、圧倒的な数字を残した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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