IPCは27日韓国で開いた総会で、ロシアとベラルーシのパラリンピック委員会の会員資格停止を完全に解除することを決め、NHKの取材に対し、両国の選手が来年3月のミラノ・コルティナ大会に国の代表として出場できると明らかにしました。
これを受けてJPCの森和之会長はコメントを出し、「JPCとしては戦争に明確に反対する立場から、資格停止措置の継続を支持した。誠に遺憾だが投票の結果ゆえにIPC総会での決定事項として受け入れざるをえない」としました。
そのうえで「JPCはロシアのウクライナ侵略を強く非難し、即時停戦とロシア軍の撤退がなされること、そしてウクライナの平和が回復されることを強く願う」とコメントしています。
今回の決定についてウクライナ側は「事実上、ロシアの侵略やテロなどを助長する」などとして強く反発する一方、ロシア側は「国際的なスポーツの舞台におけるわれわれの選手たちの権利を完全に回復するための重要な一歩だ」と歓迎する意向を示しています。
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