ラグビーのテストマッチのウェールズ戦前、リーチ(左)と話すジョーンズHC=7月、ミクニワールドスタジアム北九州

 ラグビーの2027年ワールドカップ(W杯)オーストラリア大会は10月1日で開幕まで2年。日本代表を率いるエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「大会の目玉になるようなチームをつくりたい」と見据え、戦力の底上げを図っている。

 日本は23年W杯フランス大会で決勝トーナメントに進めなかったが、1次リーグD組3位で27年W杯出場権を獲得した。3大会連続で予選が免除され、合宿やテストマッチを重ねて備える。

 15年W杯で南アフリカからの大金星を含む3勝に導いたジョーンズHCは、24年に再登板。1年目は4勝7敗と低調で手腕を問う声もあったが、今年は7月にウェールズを破るなど若手が台頭してきた。W杯5大会連続出場を目指すFWリーチ・マイケル(BL東京)も健在。HCは「本当に戦える選手を見極めることができた」と手応えを口にする。

 10、11月のテストマッチ5試合に向けて「最初のオーストラリア、南アフリカ、アイルランドとの3連戦で最低でも一つは勝ちたい」と意気込む。(共同通信)

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