ヤクルト・荘司宏太　球団新記録を作った新人王候補　最大の武器は「チェンジアップ」

今年はプロ野球の新人王争いが非常に熾烈（しれつ）です。セ・リーグの有力選手をヒロド歩美キャスターが取材しました。

ヤクルト球団新記録を作った新人王候補

ヤクルトのドラフト3位（セガサミー）ルーキー・荘司宏太投手（25）は先月30日、DeNA戦で8回のマウンドへ上がり、チェンジアップで打者2人を抑え、チームの勝利に貢献しました。

荘司投手はセ・リーグの新人王候補の一人です。

今シーズンは中継ぎとして44試合に登板し、ブルペンを支え続けています。

その特徴は、全身を使ったダイナミックなフォームから投げ下ろされる最速150キロのストレートと、120キロにも満たない「遅いチェンジアップ」が最大の武器です。ストレートとの球速差は30キロにも及びます。

緩急を使ったベテラン顔負けのピッチングで、球団新記録のデビューから12試合連続無失点を記録。セ・リーグ新人王の有力候補となっています。

（「報道ステーション」2025年9月30日放送分より）