日本ボクシングコミッション(JBC)は1日、試合後にボクサー2人が頭部外傷で死亡した件で、事故検証委員会の中間報告を発表した。検証委は過去の死亡事故後、安全確保の抜本的なルール変更や医療体制の見直しがされておらず、再発防止策の施行が不徹底だったと指摘した。
安全対策にさらなる改善が必要として、事故発生から最短で搬送できる病院を試合前に確保するよう要請。試合の安全管理はジムの経験や規模で水準が異なるため、JBCが緊急時対応マニュアルを提供し、自動体外式除細動器(AED)など医療機器の貸与、医療機関との連携を支援するよう求めた。過度な減量の規制にも言及した。(共同通信)
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