日本体操協会は3日、新体操の世界選手権(8月・リオデジャネイロ)で団体総合を初制覇したメンバーで主将だった鈴木歩佳、稲木李菜子が代表を引退すると発表した。鈴木は協会を通じたコメントで「競技から引退することを決断した」としている。

 岐阜県出身で26歳の鈴木は2019年世界選手権の団体種目別ボールで初となる金メダルに輝いた。21年東京五輪は団体総合で8位入賞。「世界一を2度経験できたことは一生の誇りであり、競技を続けてきて本当に良かったと心から思える瞬間でした」と振り返った。

 熊本県出身で22歳の稲木は「一つ一つの舞台がかけがえのない時間で、充実した競技人生だったと感じている」とした。(共同通信)

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