
重量挙げの世界選手権は5日、ノルウェーのフェールデで行われ、男子71キロ級で宮本昌典(沖縄工高―東京国際大、同大職)は、いずれも日本記録となるスナッチ152キロ、ジャーク193キロ、トータル345キロを挙げて2位に入った。優勝したタイの選手に、トータルで1キロ差だった。
宮本はジャークの最終試技を失敗し、頂点を逃した。「世界一になるという目標があったので、2位は悔しい」と残念がる。「調子は良くなかったが、これまで積み重ねてきたものが出た」と振り返った。
重量挙げは6月に新たな階級区分が導入され、宮本はこれまでの73キロ級から新設された71キロ級で出場。日本協会が日本記録と定めた重量を上回った。
(運動部・又吉健次)
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