バレーボールのワールドチャレンジシリーズ(7~8日)の開幕を前に前日練習が6日、試合会場となる東京有明アリーナで行われた。本シリーズでは、日本代表主将でエースの石川祐希(29)が所属する欧州王者のシル・サフェーティ・ペルージャと、若きエース・髙橋藍(24)擁するSVリーグ初代王者、サントリーサンバーズ大阪が対戦。日本の2大エース直接対決が国内で実現する。

ペルージャは石川の他、世界バレー連覇を果たしたイタリア代表キャプテンのジャネッリやポーランド代表のセメニウク、アルゼンチン代表のロセルなど世界のトッププレイヤーが集うクラブチーム。一方サントリーは、新キャプテンの髙橋に加え小野寺太志(29)や小川智大(29)、関田誠大(31)など日本代表メンバーが多く所属する日本最強クラブだ。

ジャネッリ選手

練習後に髙橋は「この大会は初めての特別な機会なので、自分たちがレベルの高い試合を見せるのもそうですし、その中でもサントリーサンバーズがペルージャに勝っていくという部分とたくさんの方々にイタリアリーグや日本のSVリーグを見ていただけるきっかけになればいいと思っている。自分たちは今出せる力をペルージャとともに最大限に出して、見に来てもらうお客さんに面白い試合を見せられるように頑張りたいなって思います」と意気込んだ。

石川も「このような試合をするのは初めてですし、僕自身日本でイタリアのチームとしてプレーするのは初めてなので、僕自身も楽しみにしていますし、会場にはたくさんのお客さんが入られると思うので楽しんでいただけたらなと思います」と話した。

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