■MLB ロッキーズ 4-11 ドジャース(日本時間20日、クアーズ・フィールド)

ドジャース・大谷翔平(31)は敵地でのロッキーズ戦に“1番・DH”で出場し、6試合ぶりの44号本塁打を放つなど5打数1安打2打点で勝利に貢献。明日(21日)の今季10度目登板に弾みをつけた。

ドジャースは前日サヨナラ負けを喫したが、序盤で7-0と主導権を握り、18安打の11得点で快勝した。

大谷の第1打席は、先発A.ゴンバーを相手に内角のストレートを打ち上げてしまい三邪飛。だが打線はF.フリーマン(35)、T.ヘルナンデス(32)の連続タイムリーで2点を先制した。

2回はナショナルズから移籍してきたA.コール(30)が加入後初の本塁打(4号)を放ち3-0。そして、2死無走者で迎えた大谷の第2打席は、カウント1-1から3球目の内角ストレートを振り抜くと、打球角度19度の低い弾丸ライナーで右翼スタンドへ。44号ソロを叩き込み、4試合連続ヒット、8月は6本目をマークした。

打線の勢いは止まらず、3回はフリーマン、ヘルナンデスの連打から2死一・二塁で、A.コールから3者連続タイムリーで7-0。下位打線で貴重な追加点。大谷の第3打席はフルカウントから四球を選ぶも、得点にはつながらず。

先発のE.シーハン(25)は3回まで無失点の好投。だが4回にB.ドイルの12号2ラン、6回にK.キャロスのメジャー1号2ランを浴び、6回4失点で降板。

6回、先頭で立った大谷は、2番手のA.モリーナを相手にフルカウントから6球目のストレートを引っ張ったが二ゴロ。8ー4で迎えた7回の第5打席は、1死一・三塁の好機に、N.アンダーソンに対し、3球目のチェンジアップを引っ張ったが、併殺崩れの一ゴロで、この試合2打点目をマーク。さらにW.スミス(30)のタイムリーで生還し、MLBトップ独走の今季120得点目を挙げた。

10-4で迎えた9回の第6打席ではD.ダーネルを相手に、カウント2-2から5球目のスプリットを打ち上げてしまい三飛。打線はM.ベッツ(32)のヒット、スミスのタイムリーで11点目を挙げ、ドジャースが快勝。先発のE.シーハンが今季4勝目を手にした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。