記者会見するBリーグの島田慎二チェアマン=14日、東京都文京区

 バスケットボールのBリーグは14日、2024~25年シーズンの1部(B1)2部(B2)各クラブの決算を発表し、トップだったB1の千葉Jが、Bリーグのクラブとして初めて売上高50億円を超え、約51億7千万円となった。収容人数約1万1千人の新本拠地「ららアリーナ東京ベイ」(千葉県船橋市)の開業効果が表れた。約36億3千万円だったB1のA東京が続き、琉球と宇都宮も30億円台だった。

 サッカーJ1所属クラブの24年度の平均売上高は約58億2千万円。島田慎二チェアマンは「BリーグのトップレベルがJ1の平均に近づくレベルになっている」と語った。

 B1、B2の全クラブの売上高合計は約651億円に達し、23~24年から約99億円増となった。入場料収入は、B1の平均で34・7%の大幅増。千葉Jの約15億6千万円を筆頭に、琉球と宇都宮が10億円を上回った。

 赤字クラブは23~24年の5クラブから15クラブに増加。B1で8、B2で7あった。債務超過クラブは2季連続でゼロだった。(共同通信)

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