第107回全国高校野球選手権大会第14日は21日、甲子園球場で準決勝が行われ、沖縄尚学は山梨学院に5ー4で逆転勝ちし、夏の大会初の決勝進出を決めた。県勢の決勝進出は2010年の興南以来15年ぶり。試合中、那覇市内の飲食店や市場で従業員や客が手や足を止めて熱戦に見入り、選手たちの地元では子どもたちが固唾を飲んで試合の行方を見守った。勝利の瞬間、沖縄尚学高校(那覇市国場)の応援会場は地響きのような歓声に包まれた。沖尚ナインの快進撃に揺れた各地の表情をドキュメント形式でお伝えする。

21日午前10時40分 那覇市国場の沖縄尚学高校の応援会場には、生徒や保護者ら数百人が詰めかける。試合前に応援練習を繰り返す

 

21日午前11時 沖縄尚学vs山梨学院、甲子園の準決勝が始まる。阪神甲子園球場アルプス席の沖縄尚学応援団も準備万端に

21日午前11時過ぎ 沖縄尚学のエース・末吉良丞選手が先発。沖縄尚学高校の応援会場で、大画面に選手たちが映し出されると、生徒たちから歓声が上がる

21日午前11時ごろ 新垣瑞稀、有絃両選手の地元では、2人の後輩の小学生たちが太鼓を使って声援を送る

21日午前11時ごろ 沖縄県の玉城デニー知事が定例会見で沖縄尚学にエール。「(沖尚ナインの活躍は)県民に大きな希望や喜びを与えている」と激励した

21日午前11時過ぎ 沖縄尚学のエース・末吉良丞選手が力投。1回裏沖尚2死三塁で、宜野座恵夢選手が同点の左前適時打を放つ

21日午前11時半ごろ 那覇市の第一牧志公設市場では従業員やお客さんが足を止め、沖縄尚学の試合を見守る

21日午後0時15分 沖縄尚学が5回裏の攻撃でチャンスを重ね、アルプス席のチョンダラーの応援にも熱がこもる

21日午後0時15分ごろ 那覇市の第一牧志公設市場の1階路面にある「オキナワGOチキン」でも、店長・池原盛勝さんとお客さんが沖縄尚学の試合に熱視線。沖縄尚学は5回を終わって山梨学院に1ー3とリードを許す

21日午後0時42分 沖縄尚学が6回裏の攻撃で同点に追いつく。アルプススタンドの熱気は最高潮に!

21日午後0時55分 7回裏沖尚2死三塁、比嘉大登選手が勝ち越しの右前適時打を放つ

21日午後0時55分 沖縄尚学の勝ち越しに、新垣瑞稀、有絃両選手の地元では、小学生や地元の人たちが歓声をあげ、カチャーシーを踊る人も!

21日午後0時55分 沖縄尚学の勝ち越しに、那覇市ののうれんプラザでも、スクリーン前に集まった従業員やお客さんから歓声があがる

21日午後1時 沖縄尚学8回裏の攻撃が始まる。あと2回!アルプス席では、ハイサイおじさんの楽曲が流れ、声援がひときわ大きくなる

21日午後1時10分ごろ 沖縄尚学が山梨学院に5ー4で勝ち、決勝進出を決める。応援会場になっている同校の体育館では地響きのような歓声が起こり、校歌を歌って勝利を喜び、選手を称える

21日午後1時10分ごろ 夏の甲子園で初の決勝進出に、阪神甲子園球場のアルプス席も大興奮!校歌の大合唱で選手たちを称える

21日午後1時10分ごろ 新垣瑞稀、有絃両選手の地元でも大きな歓声が上がる

 

21日午後2時ごろ テレビで観戦していたという玉城デニー知事は県庁で記者団に「球児たちにエールを」と促されると、阪神の岡田彰布前監督になぞらえて「もう、こうなったらアレを目指すしかないですね。頑張ってください!」と答えた。「アレというのは?」とさらに問われると、「優勝です!」と満面の笑み

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