■MLB ロッキーズ 8-3 ドジャース(日本時間21日、クアーズ・フィールド)

ドジャースのロバーツ監督(53)が試合後の取材で、大谷翔平(31)の途中交代と打球直撃の右足の状態について言及した。

終盤の8回、チームは1-6と劣勢の中、大谷の第4打席で代打が送られた。指揮官は「少しスコアも関係していたが、主な理由は(右足の)張りと腫れが出てきていたからだ。太ももに直撃したが、膝ではなかったのは幸いだった。今は治療を受けている。試合が進むにつれて固くなると思ったので」と途中交代の理由を明かした。

大谷の投球内容については「今日はベストの状態ではなかった。直球は普段ほどの威力がなく、変化球もキレが足りなかった。カッターも同様だ」と振り返った。

明日22日は大谷は休養日となる予定で、次の試合(現地金曜)のパドレス戦について「期待している。明日はもともと休養の予定だったので、金曜は出場できると信じている」とし、足の状態も心配される中、「ただ太ももの打撲なので、それほど深刻ではないと思う。もちろん様子を見る必要はあるが、選手は日常的に死球を受けている。ただ打球直撃は珍しい。骨を避けているので大丈夫だと思うが、金曜の朝の状態を確認する必要がある。骨や関節を直撃していれば話は違ったが、今回の箇所では深刻な怪我につながる心配は少ない」と回復を期待した。

(大谷への)打球の直撃を見た際、“ヒヤッとしたか?”と聞かれると「そうだ。だが太ももに当たったと分かって本当に安心した。もし膝に当たっていれば全く違う話になる。痕が太ももに残っていたので、逆に安心できた」と指揮官も一瞬ヒヤリとしたようで、休養明けに無事にプレーできることを願った。

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