日本陸連の有森裕子会長が30日、東京都内で記者会見し、9月の世界選手権東京大会について「全ての方に感謝する大会。トータル的には大成功だった」と総括した。来年の愛知・名古屋アジア大会に向けては「この経験を無駄にしないためにも(代表選考を兼ねる6月の)日本選手権が試される場になる。一喜一憂せずやっていく」と気を引き締めた。
東京大会で初実施された女子種目出場者を対象とした遺伝子検査については、世界陸連(WA)から求められた意見調査に応じたと説明。WA理事も務める有森会長は「もう少し検査の意義が明確になるフォーマットを出してもらった上で、選手やその家族、指導者にも説明ができるものにしてほしいと要望した」と明かした。(共同通信)
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