甲子園球場のアルプススタンドは今日も満員。沖縄尚学が挑む初の準決勝。初の決勝進出へ、大きな声援が選手たちを全力で後押しした。

▼照屋温大 応援団長
「(応援団も)多く駆け付けてくれて今日勝たないと意味がない。全員で勝って県民の皆さんも喜んだらいいと思います。今までの一番の応援をして決勝進出を迎えたい! 」

県内では大型商業施設に設けられたパブリックビューイングに人が詰めかけ、那覇市の公設市場でも仕事が手につかない人たちが野球中継を食い入るようにテレビ画面を見つめた。

パブリックビューイングに詰めかけた人たち(イオンモール沖縄ライカム)
第一牧志公設市場で画面越しに応援する人たち
宜野座恵夢の父、恵造さん

1対1で迎えた、5回。3本のヒットを浴び、満塁のピンチを招いた末吉。打席には再び、山梨学院の4番・横山。

放った打球が三塁を守る安谷屋を襲ってエラーを誘い、走者2人が生還、2点を勝ち越される。

もはや仕事そっちのけ

さらに相手のエラーで同点として迎えた7回。

▼沖尚4番・宜野座恵夢
「4番起用で緊張する部分もあったけど、自分で決めてやろうという強い気持ちで打席に立った」

比嘉大登はバットの先で詰まりながらも右前にタイムリー



試合をひっくり返した沖縄尚学は、6回途中からマウンドに上がった新垣有絃が好投。試合後半を引き締める。

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