東京2025世界陸上男子マラソン代表・小山直城(29、Honda)の壮行会が、埼玉・大里郡で行われた。
小山は、「先週までアメリカのモルダンで高地トレーニングを行っていました。計画どおり、ケガ、体調不良なく順調にこなせています」と近況を報告。「パリオリンピック™のときは23位という悔しい結果を残してしまい、良い報告ができずとても悔しかったですが、今回は8位入賞をしっかりクリアできるように頑張りたい」と意気込んだ。
日の丸の旗には、決意表明で「覚悟」の文字を書き、「今回のマラソンは暑いということで、とても苦しいレースになりますが、しっかりと覚悟をもって走り抜きたい」と決意を新たにした。
小山は、内定条件である参加資格有効期間内での参加標準記録(2時間06分30秒)クリアはならなかったが、JMCシリーズⅣのポイントランキングで1位となり、基準ワールドランキングにおいて資格を得たため、日本陸連に承認され出場権を獲得した。
最大3枠の男子マラソン日本代表は、小山以外に、吉田祐也(28、GMOインターネットグループ)と近藤亮太(25、三菱重工)が内定。男子マラソンは大会3日目の9月15日(月・祝)に行われ、2005年世界陸上ヘルシンキ大会の尾方剛の銅メダル以来、10大会ぶりのメダル獲得を目指す。
■小山直城(こやま・なおき)
1996年5月12日生まれ、29歳。埼玉県出身 松山高~東京農業大 24年大阪マラソンで自己ベスト2時間06分33秒を記録。パリ五輪23位。世界陸上は初出場。
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