新体操の世界選手権(8月・ブラジル)で日本初の団体総合金メダルに貢献した鈴木歩佳(ミキハウス)と稲木李菜子(みどりク)が9日、群馬県の高崎アリーナで引退セレモニーに出席した。主将を務めた鈴木は日本代表の後輩から花束を受け取って涙ぐみ「応援が力になり、自分たちの世界観を出し切れた」と感謝の思いを述べた。

 鈴木と稲木は全日本選手権のエキシビションに出演し、デュエットでオリジナルの演目を披露。リボンをフロアの外に投げるユニークな振り付けで競技の魅力を伝えた。稲木は「結果以上に過程を大事にして取り組んでほしい」と願った。(共同通信)

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