バレーボール男子の日本代表は、今月上旬まで行われた国際大会「ネーションズリーグ」では準々決勝で敗退し、目標としていた表彰台に届きませんでした。

次の国際大会は9月にフィリピンで開幕する世界選手権で、東京 北区のナショナルトレーニングセンターで行われている代表合宿が22日、公開されました。

公開されたのは1時間で、サーブ練習では左利きで、ネーションズリーグではチームトップの得点をあげた宮浦健人選手が力強いサーブを次々と見せていました。

また、スパイク練習では高さのある対戦相手を想定してコーチたちがブロックにみたてた板をセットするなか、チームのエース、石川選手や高橋藍選手がブロックをうまく外しながら鋭いスパイクを打ち込んでいました。

石川選手は「ネーションズリーグではどんな状況でもベストなパフォーマンスを出し続ける力が足りなかった。しっかりと練習できているので世界選手権で表彰台にのぼれるよう、ベストな状態をつくっていきたい」とキャプテンとしてチームを引っ張っていく意気込みを話しました。

また、高橋選手は「いい練習ができているし強くなれている。世界選手権を通してもっともっと成長していきたい」と力強く話していました。

チームは9月上旬にブルガリア、イタリアとそれぞれ壮行試合を行い、9月12日に開幕する男子の世界選手権では13日にトルコとの初戦に臨みます。

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