中東・南アジア地域で初となるプロ野球リーグ「ベースボール・ユナイテッド」が15日(日本時間)に開幕を迎える。同リーグには川﨑宗則(44)、中島宏之(43)、福田秀平(36)などのプロ野球経験者に加え、トライアウト「PLAN D」で選出された選手など、日本人も多数参加する。
初のリーグ戦は、ヤンキー・スタジアムにならい造られたドバイのベースボール・ユナイテッド・パークで開催。「シーズン1」では、創設チームであるムンバイ・コブラズ(インド)、カラチ・モナークス(パキスタン)、アラビア・ウルブズ(UAE=アラブ首長国連邦)、ミッドイースト・ファルコンズ(UAE=アラブ首長国連邦)の4チームが参戦し、全18試合のレギュラーシーズンの後、12月12~14日(日本時間13~14日)に行われる「ユナイテッド・シリーズ・チャンピオンシップ」(3試合制)で初代王者を決定する。
リーグでは、1試合に何度でも代走として出場することができる“Dランナー”や、攻撃側の監督が宣言すると、1打席限定の黄色いボールが審判から渡され、本塁打のみ得点が2倍になる“マネーボール”(1イニング1度まで、1試合で3回使用可能)など、独自のルールも採用される。
15日午前1時からの開幕戦はムンバイ・コブラズ VS カラチ・モナークス。日本人選手が所属するファルコンズは日本時間20日の午前0時に、アラビア・ウルブズ(UAE=アラブ首長国連邦)との初戦を迎える。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。