スポーツ庁は14日、スポーツの安全確保に関するガイドライン策定に向けた有識者検討会を東京都内で開き、素案が示された。熱中症や事故対策などを包括した内容で、指導者には「暴力やハラスメントを伴う指導で勝利や結果が得られたとしても、一時的で部分的に過ぎず、重大な負の影響を与えかねない」と防止を訴えた。本年度内に取りまとめる。

 周囲の人による暴力なども「容認してはいけない」と記載。経験のみに頼った指導をしないように求めた。

 大会やイベントの主催者向けでは、熱中症を予防するためプレー時間を短縮するなど競技ルール見直しの検討を推奨した。(共同通信)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。