11月15日、聴覚に障害のある選手のオリンピック、デフリンピックが東京で開幕します。聞こえない世界の頂点へ。地元アスリートに密着しました。
(菰方里菜選手)
「甘いものが大好きなので、カフェ巡りもするし、ことしはケーキを作りたいなという目標は立てています」

スイーツ大好きな今時女子、三重県鈴鹿市出身の菰方里菜選手。デフテニス界では世界的なプレーヤーです。全豪オープン・デフテニス部門女子シングルスで去年、今年と2連覇、女子ダブルスでも去年準優勝、ことし優勝という成績を残し、今回のデフリンピックでは女子シングルス・ダブルス、混合ダブルスの3部門で金メダルが期待されています。
(菰方里菜選手)
「(デフリンピックでは)全種目でしっかりメダルを取りに行って、自分が活躍できれば、『デフテニス』のことも興味を持ってくれると思う」

デフスポーツは全選手が“補聴器”を外してプレー
趣味でテニスをやっていたお母さんの影響で、6歳からテニスを始めた菰方選手。ことし大学を卒業し、京都の島津製作所のテニス部に所属。社内広報を担当する部署で、しっかり仕事もこなしています。
(職場の上司 望月靖和さん)
「(菰方選手は)のみ込みが早く、非常に明るい。職場が非常にポジティブな雰囲気になっている」
Q.仕事は楽しい?
「楽しいです」

「ジェスチャーや手話でコミュニケーション」
(菰方選手)
「シングルスでは特にコートも広いので、しっかり目で見て判断して、瞬発力をあげるようにしています。ダブルスはペアとしっかりコミュニケーションを取ることが大事になってくる。お互いのジェスチャーとか手話でコミュニケーションを取って、お互いがどういうプレーをしたいのかを伝えるようにしています」

(リレー第二走候補 足立祥史選手)
「もう安心してバトンをもらえる…安心感がある」
普段の坂田選手について仲間はこう話します。
(リレー第三走候補 山田真樹選手)
「普段は無口。口数も少ないけど、野球の話になるともう止まらない。元気にハキハキしゃべってくる」
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