■東京2025デフリンピック 柔道(16日、東京武道館)

東京デフリンピック大会2日目。日本は柔道勢が奮闘し銅メダル2つを獲得した。日本勢メダル第1号は、女子52㎏級の岸野文音(23)。3位決定戦に勝利し、見事銅メダルに輝いた。

聴覚に障害のある選手たちによる「デフ柔道」。ルールは通常の柔道と同じ。違いは審判の「待て」の合図が聞こえないため、直接肩などをたたいて知らせてくれること。

「ファイト―!」「頑張れー!」と声援が飛ぶ中、岸野はアイルランドの選手相手に開始20秒で技ありを奪うと、その直後にも背負い投げで技ありを奪い、合わせて一本で勝負あり。試合時間39秒の圧勝劇で銅メダルを獲得した。

男子66㎏級の佐藤正樹(32)は敗者復活戦から勝ち上がり3位決定戦に臨んだが、惜しくも敗れ、メダル獲得はならなかった。

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