ラグザス侍ジャパンシリーズ2025強化試合
日本 7対7 韓国 11月16日 東京ドーム
来年3月開催のWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)で、連覇がかかる侍ジャパンは、大会前最後の対外試合の韓国戦で、9回に同点ホームランを打たれ引き分けで試合を終えた。
侍ジャパンのメンバーは、ドジャースの大谷翔平選手(31)をはじめとしたメジャー勢が、大会参加が不透明な現状だ。
さらに、この2試合のスタメンに目を向けても前回のWBC出場した選手は、岡本和真選手(29・巨人)と牧秀悟選手(27・DeNA)のみで、全員に代表メンバー入りのチャンスがある状況だ。
熾烈な代表メンバー争いで注目したのは、ルーキーの西川史礁選手(22・ロッテ)、佐々木泰選手(22・広島)、金丸夢斗投手(22・中日)の2024年ドラフト1位選手たちだ。
西川選手は、前日の試合から打順が繰り上がり5番レフトで出場し、5打数1安打。
2試合連続のヒットを記録した。
15日の試合結果:3打数2安打2打点1四球。4回に同点2点タイムリー二塁打
佐々木選手も打順が上がり7番で出場。
4打数2安打2打点1四球と2試合連続の打点を記録した。
さらに、ファーストの守備では5回に三塁からのショートバウンドの送球を上手く捕球する場面も見せた。
15日の試合結果:4打数1安打2打点1四球
一方で、ドラ1野手の2人が代表メンバー争いでリードする中、金丸投手は悔しい投球となった。
金丸投手は、先発でマウンドに上がり、2回まで内野安打1本と好投を見せるも、3回先頭打者に四球を許すと、二塁打、四球、タイムリーヒットと立て続けに出塁を許し、さらに1アウト一塁三塁の場面で空振り三振を奪った際に、ダブルスチールを決められ、3点目を許した。
3回60球 被安打3 奪三振4 四球2 失点3と精彩を欠き、代表メンバー入りにをアピールすることができなかった。
試合は終盤に韓国に2本のホームランで追いつかれ、韓国の一発には警戒する必要があると改めて実感する試合となった。
対戦した韓国とは来年のWBC1次ラウンドでの対戦が決まっている。
「(点が)取れるときに取れた部分もあった、課題にしないといけない。
投手陣は一通り投げて、これからもうちょっとずつアジャストしていければ、レベルが上がるのかなと思います」 広告
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