ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースをゲーム差「1」で追う2位のパドレスは、22日から本拠地サンディエゴで今シーズン最後の3連戦に臨みました。

その初戦でパドレスはここまで2勝3敗のダルビッシュ投手が中4日で登板しました。

プレーボール直後の1回、前日の休養を挟んでこの日から1番・指名打者で先発メンバーに復帰したドジャースの大谷翔平選手を打席に迎え、今シーズン2試合目の対戦となりました。

ダルビッシュ投手は、キレのある変化球で大谷選手をファーストゴロに打ち取り、この回を打者3人で抑えて上々の立ち上がりを見せました。

3回は1アウトからソロホームランを打たれて1点を先制されたあとデッドボールを与え、ランナー1人を置いた場面で再び大谷選手を打席に迎えました。

この打席では初球のカットボールを大谷選手に捉えられ打球速度185キロの痛烈な当たりでしたが、ライトライナーとなってダルビッシュ投手はこの回、追加点を与えませんでした。

4回には高めのキレのあるボールで三振2つを奪うなど、回を重ねるごとに安定感が増していきました。

そのピッチングに応えるように打線は4回ウラ、タイムリーヒットと犠牲フライで2対1と逆転しました。

その後もダルビッシュ投手は5回を打者3人で抑えて勝ち投手の権利を得たあと、6回には1アウトから大谷選手にフォアボールを与えましたが、続くベッツ選手をサードゴロのダブルプレーに打ち取り、6回1失点の好投でマウンドを降りました。

球数は74球、打たれたヒットはホームランの1本で三振5つを奪いました。

パドレスはそのまま2対1で逃げきって、ダルビッシュ投手が今シーズン3勝目をあげました。

初戦を取ったパドレスはドジャースとのゲーム差がなくなり、首位に並びました。

一方、大谷選手は1点を追う9回の第4打席に大きな当たりを見せましたが、センターフライとなってこの試合は3打数ノーヒット、フォアボールが1つでした。

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