フィギュアスケート全日本ジュニア選手権の開会式を終えた(左から)和田薫子、中田璃士、島田麻央、櫛田育良=22日、東京辰巳アイスアリーナ

 フィギュアスケートの全日本ジュニア選手権で男子2連覇を目指す中田璃士が開幕前日の22日、東京辰巳アイスアリーナで取材に応じ、左足の疲労骨折で約3週間前までジャンプの練習ができなかったと明らかにした。親指や甲の回復を優先したことで「逆に今の方が調子がいい」と笑顔で話し、2種類の4回転を跳ぶ考えを示した。

 女子で昨年史上初の4連覇を果たした島田麻央は、左足首痛のためジュニアGPシリーズでは回避した4回転トーループを投入する予定。「1年で一番緊張する試合。その緊張に打ち勝てるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。ともに17歳の中田と島田は今季がジュニア最後のシーズンとなる見通し。(共同通信)

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