夏の全国高校野球の大会本部によりますと、今月5日から23日まで行われた大会の期間中に、熱中症の疑いで処置を受けた選手は、のべ24人だったということです。
ことしの大会では暑さ対策の一環として、午前と夕方に分けて試合を行う「2部制」が、大会5日目まで実施されましたが、この期間に処置を受けた選手は8人でした。
また、出場した49チームのすべてが初戦を終える8日目までの人数は、16人だったということです。
「2部制」が、最初の3日間だけ実施された去年の大会と比べると、全体ではのべ34人、少なくなりましたが、大会本部では、ことしから、足がつるなどの明確な症状があった選手に限って人数に含めるようにしたため、単純な比較はできないとしています。
大会本部はこれについて「2部制を拡大した効果が出ていると言いたいところだが、ことしの大会は、去年よりも気温が低くなった影響もあると考えている。厳しい暑さの対策を2部制だけで解決するのは難しいと思うので、今後もさらに対策を検討していきたい」としています。
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