
柔道男子100キロ超級の斉藤立が23日、兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で行われた全日本実業個人選手権で昨夏のパリ五輪以来となる実戦に臨んだ。5位に終わった同五輪後に頸椎のヘルニアのため首を手術。復帰戦は決勝で敗れたものの5試合を闘い、3年後のロサンゼルス五輪へ再スタートを切った。
斉藤は「畳に上がり、相手を投げることができてうれしい。心がすごく震え、柔道はやっぱり楽しいと思えた」と感想を述べた。準決勝までは大外刈りなど持ち前の力強い技を発揮。決勝は終盤に足技を食らい、そのまま抑え込まれた。
手応えと課題を得て「焦ることなく、少しずつつくり上げていく」と前向きに語った。(共同通信)
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