■第35回奈良市陸上サーキット(24日、ロートフィールド奈良)
「奈良市陸上サーキット」の男子100m予選(1組)に出場した栁田大輝(22、東洋大)が、10秒11(+0.7)でフィニッシュした。
また、東京世界陸上の代表入りを確実としている桐生祥秀(29、日本生命)は、2組目で10秒03(+2.8)と、追い風参考も好タイムをマークし、好調ぶりをみせて会場を沸かせた。
16日に福井の9.98スタジアムで行われた「アスリート・ナイト・ゲームズ」で、栁田は10秒00(+0.3)をマークし、東京世界陸上の参加標準記録(10秒00)をクリア。世界陸上の出場資格を得る上で、記録の有効期間が8月24日までとなっており、この日が最終日。代表入りに向けてはサニブラウン アブデルハキーム(26、東レ)の記録(9秒96、パリオリンピック™)を超える必要があり、大逆転での代表入りを狙う。
桐生は世界陸上代表選考会の日本選手権(7月)を制し、富士北麓ワールドトライアル(3日、山梨)で、8年ぶりの9秒台となる9秒99を叩き出した。参加標準記録も突破し、19年ドーハ大会以来となる、個人としての代表入りが確実となっている。
※写真は16日「アスリート・ナイト・ゲームズ」での栁田選手
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