サッカーJ2の水戸ホーリーホックが29日、初のJ1昇格とJ2優勝を決めた。同日、ホームのケーズデンキスタジアム水戸(水戸市)で大分トリニータと対戦。多田圭佑選手のゴールなどで2―0で下し、J1自動昇格となる1位となった。
水戸は、地域に根ざしたクラブチームとして1994年に創設された「FC水戸」が前身。97年、廃部が決まっていたプリマハムフットボールクラブ土浦と合併し、「フットボールクラブ水戸ホーリーホック」として株式会社化した。
2000年にJ2へ昇格後は一度も昇降格を経験せず、今季がJ2在籍26シーズン目だった。
成績不振を受けて昨季途中から就任した森直樹監督の指揮のもと、FW渡辺新太選手らが躍動。6月にはクラブ記録の8連勝を飾るなどリーグ上位の座を譲ることなく、悲願を達成した。
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