チームトップの9勝をマークしたカープの床田寛樹が契約更改に臨み、3500万円アップの推定1億8500万円でサインしました。
プロ9年目30歳の床田はチーム最多の26試合に先発しキャリアハイとなる170イニング超え、3度の完封を含むリーグトップの6完投をマークしました。しかし、3年連続2ケタ勝利まであと1勝に迫りながらもことしも9月に4戦4敗。9勝12敗に終わりました。
<去年も9月以降0勝4敗>

床田寛樹
「今年も結局勝負どころで勝てなかったので、悔しいシーズンだったかなとは思います。野球やめたいな…と思いながら。家に帰ってでも次またチャンスをもらえた。次しっかり頑張ろうというふうにやってたんですけど、なかなかうまくいかなかったんで、来年はまたいろんな人に力を借りながら何とかがんばりたい」
床田寛樹の今シーズンの印象に残った試合は…やはり!?
床田寛樹
「本業は駄目でしたけど、巨人戦で打ったホームランですかね」

9月9日東京ドームでの巨人戦。初回に6点を奪われた直後の打席で戸郷投手から待望のプロ初ホームランをマーク。またセ・リーグの投手で群を抜いて多い14安打を放ちました。
<投手安打数 1位C床田(14本)/2位C森、DB東、G赤星(7安打)>
床田寛樹
「(大量失点後の)全然嬉しくないホームランだったので(来季は)いいところで打ちたい。嬉しいホームランを打ちたい。(2027年からのDH制導入が決まり)来年で終わっちゃうんで、来年まではバッティングの話をいっぱいさせてもらいたい」
1年間先発ローテを支えたことが評価され3500万円アップの推定1億8500万円でサインした床田。
節目の10年目となる来シーズンは180イニング、貯金5、65打席に立つことを目指します。

床田寛樹
「プロに入ったときの目標が『10年、(年俸)1億超える、FA権を取る』という3つの目標を立てて入ったんですけど、来年順調にいけば3つとも達成できる。(2年前に)子どもが産まれてから長くやりたいと思うようになったので、10年目というのは通過点にしてあと5年、10年できるようにしっかりがんばりたい。(開幕投手に関しては)今は別に考えていないです。キャンプに入って「状態がいい」となれば『やりたい』と言うと思います」
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