マリナーズのキャッチャーを務めるラリー選手は大リーグ5年目、28歳のスイッチヒッターで、昨シーズンはホームラン34本、100打点をマークしたうえ、キャッチャーとして初めてゴールドグラブ賞を受賞しました。
今シーズンはシーズン序盤から記録的なペースでホームランを量産していて、24日、本拠地のシアトルで行われたアスレティックス戦で、1回にランナー1人を置いて甘いストレートを捉え、48号ツーランホームランを打ちました。
2回には再びランナー1人を置いた場面で初球の変化球を捉え、この日2本目となる49号のツーランホームランを打ちました。
これまで大リーグでのキャッチャーのシーズン最多ホームランは2021年にロイヤルズのペレス選手が記録した48本で、ラリー選手はこの記録を4年ぶりに更新しました。
今シーズンのホームラン数は、マリナーズの試合終了時点で、アメリカンリーグ2位のヤンキース、ジャッジ選手の40本やナショナルリーグでトップで並んでいるドジャース大谷翔平選手とフィリーズのシュワーバー選手の45本を引き離し、両リーグ通じてトップです。
マリナーズはレギュラーシーズンが残り31試合で、現在のペースではシーズン60本となる計算で、2022年にジャッジ選手が61年ぶりに塗り替えたアメリカンリーグの最多記録、62本の更新にも期待がかかります。
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