同じ地区のライバル、パドレスとの今シーズン最後の3連戦を1勝2敗と負け越して、パドレスとゲーム差なしで首位に並ぶドジャースは、25日、本拠地ロサンゼルスでレッズとの3連戦の初戦に臨みました。

前の試合でリーグトップに並ぶ、45号ホームランを打った大谷選手は1番・指名打者で先発出場しました。

相手の先発は160キロを超えるストレートが持ち味の右腕、グリーン投手で、1回の第1打席は最速164キロの速球で追い込まれたあと、スライダーでタイミングを外されてサードフライに倒れました。

3回、ドジャースは8番・パヘズ選手のソロホームランで先制したあと、ランナー1人を置いて大谷選手に第2打席がまわり、フォアボールで塁に出ましたが追加点にはつながりませんでした。

そして5回には、パヘズ選手の2打席連続ホームランとなるツーランで、3対0とリードを広げました。

大谷選手は第3打席はファーストゴロ、さらにリリーフ投手と対戦した7回の第4打席もセカンドゴロに倒れ、この試合は3打数ノーヒット、フォアボール1つで、打率は2割7分9厘となりました。

ドジャースは先発のシーアン投手が7回を2安打無失点、三振10個の力投をみせ、打線も5回以降、毎回得点をあげて7対0で快勝し、この日敗れたパドレスにゲーム差「1」をつけてナショナルリーグ西部地区の単独首位に立ちました。

韓国の男性グループ BTSのVさんが始球式

この試合の始球式は、世界的な人気を誇る韓国の男性グループ、BTSのVさんが務めました。

球場にはBTSのファンも大勢訪れていて、Vさんがグラウンドに姿を現すと大きな声援があがりました。

始球式では山本由伸投手がキャッチャー役を務め、Vさんはノーバウンドで投げ込み、山本投手とハグを交わしました。

また、試合前には、ドジャースのベンチで大谷選手と笑顔で握手を交わし、記念撮影などをして交流しました。

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