
日本陸連は26日、暴力やハラスメント、交流サイト(SNS)での誹謗中傷、迷惑撮影などの根絶を掲げ、独自に人権ポリシーや行動規範を定めたと発表した。国内の競技団体としては数少ない試み。中心となって進めた來田享子常務理事は、9月に開幕する世界選手権東京大会を念頭に「豊かな人権感覚を持っている背景の中で、(海外から)多くの人を迎えたい」と語った。
選手や指導者だけでなく、観客、ボランティアや保護者らも含めた陸上に関わる全ての人を対象に策定。行動指針では「SNSでの心ない誹謗中傷はどんな理由であろうと許されるものではなく、絶対にやめましょう」との文言を盛り込んだ。(共同通信)
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