2024年の国際通りジュニア駅伝大会の様子(主催者提供)
2月8日開催の那覇市・国際通りを走る駅伝大会「エナジックカップ第4回国際通りジュニア駅伝大会」のエントリーが始まっている。締め切りは1月23日まで。今回で4年目を迎える同大会。同大会実行委員長の遠藤英典さんは「国際通りを駅伝の聖地にしたい。楽しい大会なので是非一度ご参加を」と呼びかけ、「観光客も含めて人が多くいる賑やかな通りで、注目・応援されながら走るというのは、子どもたちにとっても良い思い出になります」と、沖縄の子どもたちに中長距離を走る楽しさを提供する。
さらに遠藤さんは「沖縄は暑くて長距離を走るのには向いていないと思われがちですが、実は沖縄こそ、雪が降らずにたくさん練習できる分有利です」と、沖縄長距離陸上界の明るい未来も描いている。
■大会概要!大人も参加可能!
参加者を募る遠藤英典さん=11月27日、浦添市内
国際通りの一部、1人往復800mの区間を6人でタスキをつないで競う。部門は、大人から子どもまで誰でも参加可能な「FUN RUNの部」の他、「低学年の部」(小学1~3年)、「高学年の部」(小学4~6年)の3つがある。1チーム当たり、補欠も含めた9人までエントリーでき、男女混合でチームが編成できる。募集チーム数に上限は設けない。
申し込みはこちらのリンク(https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/102741)から受け付けている。
■沖縄の長距離陸上向上中
ジュニア世代からさらに先の高校駅伝では、“駅伝後進県”とされてきた沖縄勢のレベルアップが始まりつつある。男子は2014年以前は最下位になることも多かったものの、2015年以降は一度も最下位になっておらず、2021年は北山高校男子が47チーム中27位と中位につけてみせた。女子に関してはまだ発展途上とも言えるが、2022年は北山高校が58チーム中37位と健闘した。
小学生向けの陸上クラブ「TASUKI RUNNING CLUB」の指導者で、北山高校陸上部でも指導歴のある遠藤さんは、近年の沖縄の児童生徒の中長距離陸上の競技力向上について「競技人口が増加傾向にあり、陸上クラブも増えています」と解説する。
■「陸上が得意」に気付くきっかけに
「陸上部以外の部活の子にも参加してほしい」と話す遠藤英典さん=11月27日、浦添市内
遠藤さんは国際通りジュニア駅伝大会について「陸上以外のスポーツに打ち込む子どもたちにもぜひ参加してほしい」と願う。競技によっては身長や体重など体格で有利性が働くものがある一方で、陸上の長距離種目は比較的体格差が競技の有利性に結び付きにくいという。
実際に、2008年の北京五輪男子マラソンで金メダルを取ったサムエル・ワンジル(ケニア)の身長は163cmで決して高い身長ではないことからも、体格が大きな要素を占めていないことが立証されていると言える。
このことから「他の球技種目で、体格などの要因もあってレギュラー入りが難しかった選手が、陸上で開花する例もあります」といい、「『実は自分は陸上が得意なんだ』と気付くきっかけも、この大会で作れたらと思います」と思いを馳せている。
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