男子100mの桐生祥秀(29、日本生命)が29日、埼玉県の東洋大学川越キャンパスで公開練習を行い、練習後に取材に応じた。
桐生は、7月5日の日本選手権で5年ぶりに優勝し、今月3日に行われた富士北麓ワールドトライアルの予選で9秒99(+1.5)をマーク。世界陸上の参加標準記録(10秒00)を突破したため、東京世界陸上の代表入りが確実となった。「東京オリンピック™からいろいろありながらも、こうやって個人を勝ち抜いたんで、しっかり100m代表としてまず予選を楽に行けるように」と話した。
日本選手権後の7月23日に行われた「オーストリアオープン」では予選で10秒07(+0.4m)、決勝で10秒08(+1.3m)をマーク。今月24日の「奈良市陸上サーキット」でも、追い風参考も10秒03(+2.8)を記録するなど、10秒0台を安定して出し、好調をキープしている桐生。「今季は1試合1試合順調でしたし、課題っていうのもそこまでなく、本当に自分が思ってるように3月、4月、5月で徐々に上げていって、標準記録も切れたので、本当に今のところいい感じできてるかなと思います」。
結果も伴う手ごたえに「日本選手権で優勝して世界大会に個人で出るんで、100点」とここまでを振り返った桐生。「今年30歳ですけど、あと何年もまだまだやりたいなっていうのと、まだやれるなという感じもあります」と現役続行にも意欲を見せた。
世界陸上で個人での代表は、19年ドーハ大会以来となり、大舞台でのベテランの活躍に期待が高まる。「他の世界大会行ってもリレーだけで終わったり、アジア大会は個人で出ましたけど、でも世界大会という中では久々なので、楽しんでいきたい」と意気込んだ。
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