昨年のパリ五輪レスリング女子53キロ級金メダルの藤波朱理(日体大)が大会会長を務める「藤波朱理杯」が30日、地元の三重県四日市市で初開催され、幼稚園児から中学生までのレスラーが熱戦を繰り広げた。藤波は「記憶に残り、未来への活力になる大会になることを期待しています」とエールを送った。31日も行われる。

 全国から男女計476人がエントリー。来年以降も実施の方針で「海外からも参加してもらいたい」と希望を口にした。

 141連勝中の藤波は3年後のロサンゼルス五輪は57キロ級で出場を目指し、10月にはU23(23歳以下)世界選手権が控える。「53キロ級の自分を超えられるように頑張る」と意気込んだ。(共同通信)

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