■MLB ドジャース 1-6 ダイヤモンドバックス(日本時間31日、ドジャースタジアム)

ドジャース・大谷翔平(31)が本拠地でのダイヤモンドバックス戦に“1番・DH”で出場し、3打数無安打(1四球)に終わった。ドジャース先発のT.グラスナウ(32)は155キロを超えるストレートと鋭く曲がる変化球で5回までノーヒットピッチングを続けたが、7回に崩れ1本塁打を含む3失点と相手打線に攻略され、チームは2連敗となった。

ナ・リーグ西地区2位のパドレスは勝利したため、ゲーム差は「1」に縮まり、ドジャースの地区優勝マジックは「25」のままとなった。

大谷の第1打席は初球を打ってセカンドゴロ、3回に回ってきた第2打席は、外角のストレートで見逃し三振に倒れた。試合は、ドジャース先発のT.グラスナウ(32)、Dバックス先発、E.ロドリゲス(32)両投手の投げ合いで3回までゼロ行進。4回、グラスナウは死球でランナーを出したものの、後続を打ち取り5回も三者凡退と、相手打線をノーヒットに抑える素晴らしいピッチングを続けた。

ドジャースは4回裏、先頭のF.フリーマン(35)がレフトへ二塁打を放ちチャンスを作るが、打線が繋がらず得点できない。5回裏にも無死二・三塁と絶好のチャンスで大谷に打席が回ったが、初球を打ってレフトフライ。犠牲フライになるかと思われたが、レフトからの好返球で三塁ランナーのヘルナンデスがホームでタッチアウトとなり、先制することができない。

6回、グラスナウはI.バルガス(34)に三塁内野安打を打たれ、この試合初めてヒットを許すが、後続を打ち取り0点に抑えた。その裏、ドジャースは2者連続四球で無死一・二塁のチャンスを掴むと、T.ヘルナンデス(32)は高めのストレートを空振り三振。A.パヘス(24)も投ゴロでダブルプレーに倒れ、チャンスを作るが得点できない。

7回、グラスナウは先頭のC.キャロル(25)にスライダーをライトスタンドに運ばれてしまう。ここまで好投を続けてきたが、痛恨の失点。さらに連打を浴び、無死二・三塁でG.モレノ(25)の中犠飛などで2点を奪われ3失点でマウンドを降りた。

その裏、1死一塁で回った第4打席で大谷は四球を選び、二・三塁とチャンスを広げる。続くM.ベッツ(32)の中前適時打でドジャースは1点を返したが、反撃もここまで。9回にはK.イェーツ(38)が3ラン本塁打を浴び万事休す、1-6でドジャースは痛い連敗となった。

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