■JALアスリート社員 東京2025世界陸上壮行会(31日、東京・品川区)
東京2025世界陸上代表、女子やり投の北口榛花(27、JAL)、男子110mハードルの村竹ラシッド(23、JAL)、男子200mの鵜澤飛羽(22、JAL)の3選手が31日、所属するJALの壮行会に出席した。
パリオリンピック™金メダリストで世界陸上では連覇を目指す北口は海外遠征中のため、トルコからリモートで参加した。
6月に右肘の炎症が発覚し、7月の日本選手権を欠場。約2か月ぶりの実戦復帰となった21日のダイヤモンドリーグ(DL)ローザンヌ大会では、50m93で10位に終わった。それでも29日のDLファイナルでは、60m72の投擲を見せた北口。「2週間前のDLローザンヌ大会は怖くて投げられない状態で出ていた。DLファイナルは最初怖さもあったんですけど、ケガをした後に60m以上投げられたことはすごく自信になりましたし、これから下がるってことはないと思うので、上を見てこの2週間頑張っていきたい」と笑顔を見せた。さらに「ひじと腕以外のコンディションはパリオリンピック™の時よりもかなり仕上がっている自信はあるので、しっかり投げられる状態で臨めれば自信は結構あります」と口にした。
今月16日の大会で、日本人初の12秒台となる12秒92をマーク、これまで自身と泉谷駿介(25、住友電工)が持っていた13秒04の日本記録を一気に0秒12更新し、単独での日本記録保持者となった村竹。「世界陸上に向けては無事に臨めると思いますので、あと2週間しっかり仕上げていきたい」と、2度目となる世界陸上へ自信を見せた
今年4月、JALに入社した鵜澤。5月3日に行われた静岡国際の予選で20秒13をマークし、世界陸上の参加標準記録(20秒16)を突破。決勝では追い風参考ながら20秒05をマークし、末續慎吾の日本記録(20秒03)にあと0秒02に迫った。「例年と比べて確実に力はついてきている」と自信をのぞかせ、「200mは決勝進出を一番の目標にしたいなと思っていますし、難しいとはわかっているんですけど、それを達成するための今までだったと思ってるんで頑張ります」と意気込んだ。
東京世界陸上は、9月13日に国立競技場で開幕する。
*写真は左から鵜澤選手、北口選手、村竹選手
 
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