高津監督は、2020年のシーズンから指揮をとり、2年目の2021年にはチームを20年ぶりの日本一に導き、よくとしもリーグ連覇を果たしました。

しかし、2023年に5位に転落すると昨シーズンも5位に終わりました。

就任6年目となった今シーズンは1年契約を結んで巻き返しを図りましたが、開幕前に4番の村上宗隆選手や実績のある塩見泰隆選手が離脱するなど、けが人が相次ぎました。

チームは4月下旬に最下位に沈むと、ここまで1回も抜け出せず、チーム打率はリーグ5位の2割2分9厘、得点はリーグワーストの326にとどまり、チーム防御率は3.61、失点は459といずれもリーグワーストで苦しい戦いが続いていました。

ヤクルトは、8月31日の広島戦で勝ったものの、首位の阪神も勝ったことで今シーズンのリーグ優勝の可能性がなくなりました。

球団の関係者によりますと、球団は、高津監督に来シーズンの続投を要請せず今シーズンかぎりで退任させる方向で調整を進めているということです。

球団は今後、高津監督の後任選びを本格化することにしています。

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