■卓球 ITTFワールドカップ 男子シングルス決勝 松島輝空 vs 王楚欽(5日、マカオ)
男子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング8位の18歳・松島輝空(木下グループ)は、同1位の王楚欽(25、中国)にゲームカウント3-4(11ー9、16ー18、8ー11、13ー11、11ー8、4ー11、8ー11)で敗れ準優勝。悲願の金メダルにはあと一歩届かなかったが、日本男子勢では2019年の張本智和(22、トヨタ自動車)に並ぶ最高タイの成績を残した。優勝した王はW初制覇。
準々決勝は同2位で2024年パリオリンピック・シングルスの銀メダリスト、T.モーレゴード(24、スウェーデン)に4ー0のストレート勝利を収め、男子日本勢唯一のベスト4に進出した松島。準決勝では過去6戦全敗した相手、林昀儒(24、台湾)にフルゲームの激闘の末、勝利し決勝へ駒を進めた。
第1ゲーム、松島は序盤、バックハンドがネットにかかるなどしてリードを許した。それでも素早い反応で食らいつき、9-9と競り合いに持ち込む。10-9でゲームポイントを握ると、最後はフォアハンドで決め、11-9と逆転でこのゲームを先取した。
第2ゲームは激しいラリーにも対応し、強打をバックハンドで打ち込み得点。さらに松島のチキータが決まるなど連続得点で10ー8とした。その後、相手のレシーブに翻弄されるなど失点し、このゲームも接戦にもつれ込むがわずかに及ばす。18ー16でゲームカウント1ー1とした。
第3ゲーム、松島は相手に連続得点を許し序盤からリードを広げられたが、バックハンドを武器に徐々に差を縮めた。王がタイムアウトを取り、試合再開後10ー8の2点差とした松島だが、取り切れず11ー8。ゲームカウント1ー2とリードを許した第4ゲーム、松島は両ハンドで攻め込んだ。7ー8と劣勢の場面で松島が今度はタイムアウト、そこから立て直しをはかると13ー11でこのゲームを制した。
第5ゲームも互角の戦い。両者ともに強打に良い反応を見せ1点を取り合った。それでもバックハンドを打ち抜き10ー8とした松島。最後まで粘り、相手の強打を打ち返すと11ー8で第5ゲームを取り切った。しかし第6ゲーム、王に連続得点を許すなど追う展開となると流れを掴めず、4ー11。勝負は最終第7ゲームに委ねられた。
第7ゲーム、松島は中盤以降、相手のペースに飲まれ失点が続いた。5ー10と後がなくなった終盤、連続得点で粘った松島だがあと一歩及ばず。8ー11でこのゲームを落とし敗戦。それでも松島は世界ランク1位を相手にフルゲームの激闘を繰り広げ、準優勝を果たした。
女子は日本勢唯一、橋本帆乃香(27、デンソーポラリス)がベスト8入りしたが、準々決勝で世界ランキング2位の王曼昱(27、中国)にゲームカウント2-4で敗れ、準決勝進出はならず。優勝は孫穎莎(25、中国)が王曼昱(27、中国)との中国勢対決を制し、女子史上初のW杯3連覇を成し遂げた。
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