追手風部屋の日翔志は東京 立川市出身の28歳。

右四つからの寄りを得意としていて、日大相撲部から社会人経験を経て、令和3年の夏場所で初土俵を踏みました。

首のけがによる3場所連続の休場を経ておととしの九州場所で十両に昇進し、1場所で幕下に番付を下げましたが、ことしの春場所で十両に復帰して先場所は自己最多の10勝を挙げ、1日に発表された秋場所の番付で西の前頭17枚目に昇進し、新入幕を果たしました。

日翔志は埼玉県草加市の追手風部屋で会見し「幕内に上がれると思っていなかった。入門してから大けがもあって何度も辞めようと考えたことがあったが、辛抱してよかった。感慨深い」と喜びを語りました。

そして、「体が大きくなって圧力負けしなくなったのを実感している。自分は立ち合いで当たり勝たないと話にならないので、そこは意識していた」と自身の成長を振り返りました。

対戦したい力士には埼玉栄高校の同期、大関 琴櫻をあげたうえで、幕内での土俵に向けて「相撲のキレや土俵際の厳しさがまたひとつ上がると思うので、対応できるように稽古したい。けがをせずに15日間、相撲を取りたい」と意気込んでいました。

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