大リーグ10年目で37歳の前田投手は、昨シーズン2年契約を結んだタイガースからことし5月に事実上の戦力外となり、その後、カブスとのマイナー契約を経て現在はヤンキース傘下の3Aのチームでプレーしています。
前田投手は2日、マサチューセッツ州ウースターで取材に応じ「タイガースと2年契約を結んだ時点で、これを終えたら帰ろうと思っていた」と話し今シーズンかぎりで10年間プレーしたアメリカを離れ、来シーズンはプロ野球復帰を目指す意向を示しました。
前田投手はプロ野球の広島を退団して、2016年のシーズンから大リーグのドジャースでプレーし、その後、ツインズとタイガースで大リーグ通算68勝を挙げています。
2021年に右ひじのトミー・ジョン手術を受け、おととしの復帰以降は調子の上がらない状態が続いていました。
前田投手は「こんなに長くできるとは思っていなかった。特別ボールが速いわけでも、体が大きいわけでもないなか、自分なりに工夫して成長しながら戦ってきた部分はほめられると思う」と話していました。
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